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2021年8月 2日 (月)

マイクとの距離をどう取る?

現在は、動画サイトが充実(すでに飽和?)しているので、実に様々なジャンルで欲しい情報が得やすい状態ですね。

この頃ぼくがよく調べる音響機材についても、レビューや比較、批評動画がたくさんあります。

同じ1つの製品でも、動画によっては絶賛されていたり逆に酷評されていたりと、発信者によってずいぶん違う場合がありますし、また特に評価コメントがない動画でも、聞こえてくる音はとても同じ製品とは思えないくらい違っている場合もあります。

マイクについてはこれの最たるもので、「このマイクを自分の持ち得る環境で使ったらどんな感じになるか。」とか、「使い方によってはこんな感じになるだろう。」など想定して、想像力を働かせながら聞くなど、あくまで参考程度の圧縮音源だと理解してないと。

鵜呑みはマズいですね。

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はい、10年来使用のAT2035(右)と新しく手に入れたsE2300(左)です。

どちらも同じラージダイヤフラムコンデンサーマイクです。

もちろん値段も違いますが、使ってみた感じもすごーく違う2本です。

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AT2035は、今でも入門用マイクの定番の1つとして紹介されることが多いようです。

ゲインが高く、S/N比も高いというのはよく言われているみたいで、使っていても確かにそういう感覚が味わえます。

ダイヤフラムは17㎜のカーディオイド、バックエレクトレット型です。

つまり背電極表面に高分子フィルムが貼り付けられているということで耐久性の高いタイプのようです。

ボーカルを録る場合、マイクを手前方向に少し傾けて、口を若干離れ気味にするのが以前からぼくのお約束になっています。

ダイヤフラム正面に真っ直ぐ口を持って行くと、近づけば近づくほど多くの動画サイト音源のように低域をよく拾って籠もった印象の音になりやすいからです。

そんなこともあって、実は今回、純正のポップガードを追加購入しました。

やはり純正ものってメーカーなりにちゃんと考えられているのでしょうか。

このガードの場合、マイクとの距離が適切になりやすいようですし、白いオーテクマークの高さに口を持って行くとダイヤフラム正面からは自然と斜め上に外れ、むしろ好ましいバランスになります。

あくまでぼくの主観なので信じちゃダメですよ。(笑)

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sE2300は、今のところ同価格帯の定番として紹介されることはほとんどないようです。

マルチパターンの1インチダイヤフラム、いわゆるトゥルーコンデンサーマイクです。

AT2035とは違うキャラのマイクが欲しくなって、ぼくなりにかなり検討を重ねてから購入しました。

ゲイン、S/N比ともにまずまずで、特に何も細工することなく素直な使い方をするだけで欲しかったバランスになります。

どうやら、あまりマイクから離れずに録った方が良好で、その点ポップガードとマイク本体の距離がもともと近い設定になっているのがいいですね。

やはり良心的なメーカーは、こうした周辺アクセサリーについて、どの程度かはわかりませんが、おそらく実験、計測を重ねて開発し、自社のマイク性能が充分発揮できるようにしていると想像できます。

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AT2035とsE2300を真横から比べるとこんなに違います。

どちらも純正のショックマウントとポップガードのセットですが、ポップガードからダイヤフラムまでの距離は実測でAT2035が8.5~9㎝、sE2300は5~5.5㎝でした。

両者の差が3~4㎝あるというのは実に興味深くて、AT2035のポップガードなどは構造からしてあえてこの距離になるように作ってあるとしか思えないくらいです。

また、どちらもメタル製ですが、目の細かさも大きく違って、1つの穴の大きさは大雑把にAT用は0.5㎟、sE用は2㎟、編目を構成する線材の太さは実測でAT用が0.5㎜、sE用が0.8㎜です。

以前はグースネック付きの汎用品を長く使ってきましたが、2つの純正品のこれほどの違いを見せつけられると、一度このまま純正品を使ってみて作り手側の意図を音で理解するのも面白そうです。

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