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2021年6月

2021年6月 2日 (水)

リスタートに寄せて

新山詩織さんが活動を休止されてもう2年半にもなるんですね。

ぼくは「きっとこの人は戻ってくる。」と何の根拠もなく思っていて、休止中もよく聴いていました。

そうですね、どういうわけか、ぼくの中でいまだに一番好きな女声なんです。

だから、以前もどこかに書いたかもしれませんが、休止を知ってからしばらくは、思ってもみないくらい気持ち的に削られていたりしました。

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でもこんなふうに活動再開の情報を知ることができて、そのうちにまた楽しみなことも訪れるんじゃないかと、うれしい気持ちになりました。

ただ、以前もライブ開場で思ったことがあるんですが、自分自身がブサイクな中年男なので、ファンでいることにしても何か応援するにしても、すごく場違いというか邪魔というか、顔が見えないネット上でSNSをフォロー、コメントすることすら迷惑なんじゃないかと考えています。

「向こうは仕事でやってるんだから、そんなこと別に気にする必要ないんじゃない?」という意見もあるかとは思いますが、間違いなく新山詩織さんは、かなり繊細な人です。

心の中はどうあれ、そういう意味でぼくの外見は極めて醜いので、無神経にファンを気取るのではなく、できる限り大人しく引っ込んでなきゃダメだと思っています。

自分が好きな声の主が、せっかくまた新たな歌を聴かせてくれるんですから、できれば少しでも長く生き生きと活動していって欲しいです。

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2021年6月 1日 (火)

3石ファズってどうなの? ⑥

すっかり完成したSTORMY DRIVE FUZZの話です。

ぼくの暮らしているところはかなり田舎ではあるんですが、1人、2人、3人、、、と試奏してくださる人たちが現れています。

やっぱり今ファズって、いろんな世代の人たちに注目されているものの1つですね。

ロックバンドをやっていた頃のぼくは、「ファズの音って汚い(ダーティ)けどかっこいい。」というイメージがあって、同時に、自分が使うとなると、「歪ませるときにいつもアレだと扱いにくい。」という理解の仕方をして敬遠していました。

当時はファズのよさを理解してなかった、よさの引き出し方を知らなかったなぁと思うのです。

Dsc_02053

さて、画像は、ぼくが手持ちの古いPNPシリコントランジスタです。

通常NPNしか使わないので、これっぽっちしか持ってないです。

オーディオ機器の自作とかやる人なら、2SC1815に対して2SC1015を使ったりとか、極性は反対だけど定格や特性が同等なトランジスタをコンプリ(コンプリメンタリ・トランジスタ)と呼んでセットで使うことがあると思います。

ゲルマニウムとは反対に、古いシリコンはPNPの方があまり流通してないような気がしますが、PNPゲルマと一緒に使う場合は結構便利です。

それは、60年代のヴィンテージZONK MACHINE(ベンダーMKⅠ系)の中には、もともとゲルマとシリコンのハイブリッド仕様のものもあるという話からも頷けます。

音を安定させ、ファズ独特のSizzle(シズル)サウンドを抑える方向に持って行く場合は、2N2907がやりやすくて採用していましたが、何人か試奏してもらってそれを聞いているとやや軽めの印象だったので、多少シズっても、もう少し重量感というか重厚感を増した方がいいかなと思っていました。

例えばBC287だと真逆で、アタックでミジッとか、サスティンでもジュゴ~とかなるけど、音の芯は硬く、重みのある感じになったりするのです。

ストーミーは、ベンダーMKⅡに近いとは言っても回路そのものが多少違うし、使っているゲルマも違うので、マッチングによって各トランジスタがどういう振る舞いをするかは断定できませんが、トランジスタ1つの違いが確実に音になって現れるのは確かです。

まさにアナログ、だからおもしろいとも言えます。

Dsc_0139

1つだけ入れてあるシリコントランジスタの再選定&変更も出来、いよいよこれで最終的な微調整も終わった感覚です。

本家トーンベンダーにはMKⅠ、1.5、Ⅱ、Ⅲ(Ⅳ)がありますが、ストーミーは、もしもベンダーに位置付けるとしたらMK2.5と言えるでしょうか。

ゲルマとシリコンのハイブリッドにすることによって安定化を図っていますが、Ⅲのようにダイオードを使ってまでファズ音の安定に特化していませんし、プレゼンス的に利くトーンコントロールを設けていますが、Ⅲのように劇的に利くトーンつまみではありません。

ここぞと言うときだけに踏む過激な効果音としてのファズではなく、かといってベテランマニアが懐古趣味的に自宅でジワるためのレプリカものでもなく、ヴィンテージのよさを下敷きにさせてもらいつつ、それを今常用するとしたらどんなものがよいか、そういう目線で作ったということになります。

ギター用のエフェクターは、現在も足技によるスイッチングで音色をコントロールするのがおそらく主流だとは思います。

でも、そんな中で、手元で絶妙に音色をコントロールしてこそ真に音楽的な表現が手に入れられるといった発想が広まるのってさらに素晴らしく豊かなことだし、面白さを感じますね。

お粗末。(^^ゞ

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