FIND the ストローク DEOEMON にようこそ!

Logo_thgf_2015_3ここは管理人であるDEOEMONが、ギターのことや日々の出来事をつづっているブログです。

どうぞごゆっくりお過ごし下さい。

コメントOK、リンクフリーです。

今年もTOKYOハンドクラフトギターフェス2018に出展しました。

2018年5月19日(土)、5月20日(日)

東京都墨田区JR錦糸町駅前すみだ産業会館サンライズホールにて。

ありがとうございました!

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2019年2月12日 (火)

ARTのTUBE MPをわりと大胆にチューンしてみる ②

ART TUBE MP Project Series、絶対に真似しないでください第2弾です。

前回記事の最後では、真空管の選定をどうするか頭を抱えたまま終わっていました。

ということは今回こそ、、、、、といきたいところですがその前に。

Cimg93882
はい、オペアンプを交換しました。

ARTのこれらのマイクプリは、見れば分かるのですが、増幅素子が古の真空管からトランジスタ、オペアンプまでもれなく使って設計してありまして、ぼくのような者には何がどうなっているのかさっぱり分からないハイブリッドな回路です。

自作ではコンパレータとか使ったことないし。coldsweats01

でも1つだけはっきり分かるのは、これらのマイクプリはソリッドステート及びIC回路がベースとなっているということで、そこに真空管ならではの味を加えられるようにしてあるということです。

となれば、前回の電源部分と同じようにベースとなっている方から好みの方向に寄せて整えるのが先です。

そんなこんなで、3つの2回路オペアンプにねらいを定め、ソケット化してからヒヤリングで選定していきました。

デフォルトの4580Dをはじめ、パーツボックスにあるものをいろいろ試していきましたが、最終的にノイズの少なさ、音味の好みトータルでOPA2604に決まりました。smilegood

ノイズの少なさという点ではLME49720もすごいと思いました。

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ようやくここに辿り着いた感じ。catface

画像の球は2つとも近年物のSOVTEK(露)です。

右は12AX7WA、左は12AX7LPSです。

同じブランドですが、音は相当違います。

実は少し前に最寄りのエフェクター工房FEZZ TONEのMasakiさんからSIEMENSを1つ譲ってもらっていたんですが、手持ちの中では音味№1でしたし、次いでSYLVANIAも相当良かったんですが、ロングプレートの古いものはノイズ的にやや苦しい。

ノイズの少なさという点では、エレハモや画像右のソブテックWAといった近年物のショートプレートが優秀なのです。

多くのTUBE MPユーザーさんたちの間ではエレハモが定番となっているようで、特にRECに使うとなれば、なるほど頷けるところです。

ロングプレートの音が諦めきれずに悩んでいたところ、ショートでも古いものの中には結構ノイズの出るものがあって、それってプレートのマイクロフォニックだけが原因ではなく、双3極の出力ズレにもあるんじゃないかと思い至ったわけです。

そこで仕入れたのが画像左のソブテックLPS。

スパイラルフィラメントのセミロングプレートで、双極マッチドのものが手に入りました。

さすがにシーメンスの音味には敵いませんが、少ノイズと音味の好みを両立していて、これ、めちゃめちゃいいです。

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大納得で仕上がったTUBE MP Project Series MOD基板です。

パーツ点数は全体で150点以上あると思いますが、そのうち交換したのは結局1割未満です。

整流ダイオード、フィルター用電コン、オペアンプ、真空管の計4種類14点ですね。

材料費は、本体価格を上回っていないので、合計でも1万円行くか行かないかぐらいです。

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ネジ穴の建付けが若干よろしくないのに気付いていたので、金属ヤスリで修正しつつきっちり組上げ、早速活躍です。

結果的にTUBE MP Project Seriesにしてよかったというのが素直な感想。

改造の最中、先のdbx 166XSに比べると基板自体が少し弱かったですから、TUBE MPやTUBE MP Studio V3のようにフラットケーブルで複数枚連結されている基板だったらすでに壊していたかもしれません。

その点このTUBE MP Project Seriesは1枚基板で取り回ししやすく、いくらか安心感がありました。

そして仕上がった音は、ちょっとこの値段からは考えられないくらいに激UPしたと思います。

LIMITボタンを入れたときも、「使える!」音に変わりました。

これを使っていると気持ちよーく歌の練習ができます。karaoke

やったー!happy01scissors

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2019年2月11日 (月)

ARTのTUBE MPをわりと大胆にチューンしてみる ①

先日のdbx 166XS記事で久々に「絶対に真似しないでください!」シリーズが復活してしまいました。coldsweats01

もちろんこういう記事は仕事ではなく、あくまでも個人的な趣味の記事です。

絶対に真似しないでください。bearingannoy

さて、今までマイクプリアンプなるプロセッサーなど、全く関心がなかったのですが、昨年末あたりから急に興味が湧いてしまいました。

いきなり自作をする手もありますが、いろいろ物色していると、ARTには信じられないくらい安価で、しかも充分実用されている方々もいる人気商品もあったので、その中から選ぶことにしました。

Art_tubempd
まずはTUBE MPでしょうか。

真空管を交換して使っている例がネット上に多数ありました。

Art_tubempstv3d
そして何と言ってもTUBE MP Studio V3でしょうか。

TUBE MP以上に使用例があり、やはり球交換、中には電源フィルターコン交換している例もありました。

どちらもボーカルだけでなく、むしろギターやベースでの使用例も多くてなかなか面白そうです。

Cimg94012

情報が多いと考えやすくていいですね。

いろいろ検討してみて、ぼくはこれを買いました。moneybag

TUBE MP Project Seriesです。

上2つほどではないですが、それなりに情報がありましたし、基板の様子も見られて助かりました。

それにしても、いずれも球交換がお約束みたいになっちゃってますね。

ギターアンプやオーディオアンプでもそうですが、12AX7属1個とはいえ、やはり魅惑の真空管、沼なのです。smile

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「えっ!?球って言ってたのにそこから??」

と言われちゃいそうな画像ですみません。

まずはノーマルのまま使ってみたんですが、いろいろな点で微妙だったんです。

安価なわりには不具合もなくちゃんとしてました。

ネックになるのは、他の方々もおっしゃられているノイズレベル。

ソリッド部分からとバルブ部分から、大きく2種類のノイズがちょっと気になるレベルで入ってきます。

もちろんノイズをどの程度気にするかは、人によって、用途によって変わってきます。

今回ぼくは、できればレコーディングでコンデンサマイクに使うくらいの前提で考えたいと思っています。

整流部と電源フィルター部は、2種類のノイズどちらにも利き目があるはずですから、最初にやるべきところだと考えました。

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整流ダイオードは4002が入っていましたが、これを耐圧同じ、耐電流2倍のショットキーバリアに全て交換しました。

フィルター用の電コンは、容量同じで耐圧1段UPのニチコンと東信のものを組合せ、3つ交換しました。

dbx 166XSの時と同様、採寸してもとのパッケージを壊さないサイズのものから選んだので最高ではないかもしれませんが、オーディオ的に数段グレードUPできたと思います。

この状態で一度音出ししてみました。

ああ、やはり、ノイズレベルが全体に下がりました。

ソリッド部分が中心と思われるサーノイズはかなり下がったようです。

バルブ部分が中心と思われるゴーノイズは、、、、、下がったかどうかちょっと分かり辛いです。catface

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12AX7属はギターアンプの関係でいくつか持っていますから、パーツボックスをごそごそと探して交換してみました。

う~ん、ノイズの様子はもちろん、実音の様子も変化します。

やはり沼ですね。think

なぜなら、ノイズ的には新しいショートプレートのものが良く、音味的には古いロングプレートのものの方がゾクッとするくらい好みに合うんです。

あ~~悩ましい~~~!sad

と頭を抱えたところで。

つづく。bleah

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2019年2月10日 (日)

アダマスの調整

オベーションのアダマスがやってきました。

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これ、20代の頃に初めて見たとき、結構衝撃でした。

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サドルの下には、オベーションおなじみのファイバーシムが3枚入っていました。

トップが沈み、弦高が低過ぎるので上げたいわけですが、今回も1枚板で作り直します。

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はい、ハカランダの端材で作りました。

標準的なアコギの弦高にすることができました。

音もいい感じです。confidentnote

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ネックに波打ちというか、ジョイント付近のハイフレットだけ丘のように持ち上がっている状況で、弦のバジング(びびり)を誘発しているので、今回は部分すり合せをして対応することになりました。

全フレットすり合わせるときより早くできますが、問題のないフレットと高さが合わなくなってはいけないので、技術的には全フレットのときより難度がうんと高いです。

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大変良好に仕上がりました。shine

うまくいってホッとしております。

バジングもほぼ解消しましたよ。

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ボディ裏アクセスホールの蓋についているスポンジが劣化しているので何とかしたいという要望もありましたので、よさそうなものを見繕って加工し、交換しておきました。

問題なく使えそうです。

今回も喜んでいただけるといいです。happy01

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2019年2月 9日 (土)

DEO Mix Preamp製品版製作スタートしてます!

今春4月からリリースしようと準備しているDEO Mix Preampです。

プロトタイプが常連のお客さん中心に好評で、すでに予約をいただいている5台から製品版の製作をしています。

ほぼ予定通り先月末からのスタートとなりました。

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これが基板です。

両面スルーホールのガラスエポキシを使います。

ちょうどDEO Mix Preampのサイズぴったりに切り出したところです。

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これは裏面になりますが、グラウンドラインは銅箔で作っています。

きっと似たような方法があるとは思いますが、これは自分で思いついてやるようになりました。wink

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パーツはいきなりオペアンプから載せます。

2台を同時に作るというのはよくやってきましたが、今回は3台同時でやっています。

オペアンプは7つ、その内の5つでJRC8820や8920を採用しています。

ギター用エフェクターでJRCのMUSESシリーズを使うというのはかなり贅沢な仕様かもしれません。

コスト的に考えると「なにもそんなんじゃなくたって、、、、。」ていう話になること請け合いなのですが、これは実験機で散々ヒヤリングして試した結果で、当初はTL072やLME49720、OPA2134等が候補だったりしたのです。

うちのような個人工房が、注文をいただいて少量製作するだけですから、むしろいたるところが一般的な製品とは違うということをお客さんに喜んでもらえればぼくもうれしいという、ただそれだけです。confident

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さらに数日取組、抵抗器が全て載り、コンデンサも載せ始めました。

ちなみに抵抗器は1/2Wのものを全面的に採用しています。

これまたオペアンプみたく、「いや、それオーバースペックでしょ。」て話になりそうです。

ええ、その通りです。

ただし、ほんの僅かなことではありますが、抵抗器にしてもコンデンサ類や整流ダイオードにしても、耐電力の高いパーツは低域のリニアリティに優れているというのは間違いないと思っています。

楽器に余分なローはいらないというのは真理だと思いますが、「足らない。」と言ってブーストしたローと、「多いな。」と言って削ったローとでは同じバランスだったとしても質が違うと考えています。

DEO Mix Preampは4バンドEQを搭載しますが、EQを削る方向で使うことに慣れている人によさを感じてもらえたら、もうぼくはシビレちゃいます!happy02

そんな日が来るといいな。happy01

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2019年2月 8日 (金)

使っていればいろいろと

カスタムのJ-185がやってきました。

以前からお世話させていただいている1本です。

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ブリッジ端の接着が浮いてきたようです。

今回は剥がすのではなく、隙間に接着剤を染み込ませてクランプしましょう。

しっかり乾燥するまで待ちます。

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ぶつけたようです。

メインで使っていれば、気を付けていてもいろんなことがありますよね。

曲がったシャフトは、万力で固定してリペアする方法もできますが、完全に真っ直ぐというのはなかなか難しいですし、悪くするとギヤやギヤが収まっているケースの方に歪みが起こることもあり得ます。

今回、オーナーさんは全交換する方を選択されました。

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はい、交換完了です。shine

このペグ、GOTOHの510ですが、なかなか乙なルックスですね。

Xフィニッシュ&HAP搭載で性能も抜群です。smile

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ナットの再作成も行いました。

ヴィンテージボーンです。

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この度の作業、全て完了しました。

喜んでいただけるといいです。happy01

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