FIND the ストローク DEOEMON にようこそ!

Logo_thgf_2015_3ここは管理人であるDEOEMONが、ギターのことや日々の出来事をつづっているブログです。

どうぞごゆっくりお過ごし下さい。

コメントOK、リンクフリーです。

昨年に続き、今年もTOKYOハンドクラフトギターフェス2017に出展しました。

2017年5月20日(土)、5月21日(日)

東京都墨田区JR錦糸町駅前すみだ産業会館サンライズホールにて、多くの方々から好評いただきました。

本当にありがとうございました!

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2017年8月17日 (木)

ネット番組

去る7月27日㈭の夜、地元の養老から配信されているネット番組ヨロスト『音楽駅』から依頼があり、出演させていただきました。

時々知り合いから、「見たよー!」って言われ、恥ずかしくもうれしい気持ちになったりしている今日この頃です。coldsweats01

今、YouTubeで30分に編集されたものが見られると聞きました。

これ↑なのです。

もちろんこういうのは慣れていないので、妙なテンション、しゃべっていることも結構めちゃくちゃだったりするのですが、レギュラーパーソナリティやスッタフの皆さんに助けてもらいながら何とか演れた感じです。

ローカルと言いつつも、養老駅という場所にこれだけの設備があって、よく分からないけどすごくちゃんとしている印象で楽しかったです。happy01

今年リリースした自主制作アルバム『FIND the STROKE』から3曲も演らせていただきました。notes

また、養老町内限定だそうですが、ケーブルテレビCCNetさんで毎週末ヨロストの30分編集版を放送しているとのこと。

今週末から1ヶ月、この『音楽駅』が放送される予定もあるみたいです。

http://www.ccnw.co.jp/ccnet_channel/ccnet12_yo.php

ぼくのように個人で細々とやっている者を一度でも取り上げていただけるというのは、本当にうれしいし、貴重な機会です。

ヨロストさん、ありがとー!!happy02

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2017年8月12日 (土)

胴内塗装あるある

Kazemachi 07の続きです。

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ナイフ1本、せっせと刻んでおります。

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バック板接着時にブレースを避ける切欠きでした。

ライニング材だけ切り欠く方法もありますが、ぼくは全部切り欠いてブレースを通し、バインディングとサイド、バック、ブレースが、全部立体的に絡んで接着されることを狙っています。

最もシンプルな方法なので、加工技術だけを競うならば、実際もっといろいろなやり方がありますが、それはぼくの目指すところではありません。confident

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おっと、忘れるところでした。bleah

バック板接着前にボディエンドの飾りを入れておきます。

と、ここまででサイド板の細かな工作も終え、バック板接着です。

接着時の記事は省きます。

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接着完了後、胴内塗装をしています。

市販品ではほとんどの場合、施されていないと思います。

使っているのはオレンジレベルのシェラックです。

サイド、バック材の粗密の差をなくし、ボディ内の音の反射を高めてやることが目的です。

特にローズ系の材は、導管が太めで長く、部分によって粗密の差も大きいです。

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これは表からの画像です。

ボディ内に塗布したシェラックが、表に染み出してきているのが分かるでしょうか。

実はこれ、あるあるなのです。

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別の箇所をもう1枚。

導管が太く、粗い部分があるのが分かると思います。

こうしておくことで、表から塗装をしたとき、経年による激しい目痩せを防いだり、季節による温湿度の差に影響されにくくなるというメリットもあるようです。

「どうして市販品はやらないの?」

と聞かれたこともありますが、もともと海外の有名老舗メーカーがやってないことを、時間と手間とコストをかけて、果たして多くのメーカーがやるだろうかと考えれば答えは明白じゃないでしょうか?

安価な製品を提供したいと考えているメーカーならなおさらです。

それに、何かをすれば、必ず音は変化します。think

胴内塗装をされたギターだと、音が好みではないと感じる人もいると思います。

実際ぼくも、トップ板裏まで塗装されたギターの音はあまり好みではありません。

反射と吸収のバランスのせいではないかと思います。

弊工房のKazemachiでは、サイド、バックのみ胴内塗装をするのが現在の仕様です。

ぼくが作るKazemachiの音という意味で、譲れない部分の1つなのです。happy01

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2017年8月11日 (金)

目止めからフィニッシュへ

Kazemachi 06の続きです。

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目止め剤を塗っては剥がししているわけですが、画像は2回目です。

1回塗ると、完全硬化に3日かかるので、気の長い作業ではあります。japanesetea

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良好に目が止まっているようなのでスムーズです。

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微かなフレイム杢が見えてくるくらいきれいになってきました。

また剥がすんですけど、、、。coldsweats01

完全硬化を待ちましょう。

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しっかり硬化したのを確認し、剥がしながら目の止まり具合を見ています。

06はオイルフィニッシュのオーダーです。

ちょうどいい感じだと判断しました。

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オイルフィニッシュスタートです。

画像は、ペーパーにオイルを付けて油砥ぎしているところです。

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Resonance Guitarsでは、天然の桐油を使ってます。

乾性油の中でも硬化するのが早いですが、市販によくある荏油、亜麻仁油等に添加剤を加えて乾燥時間を早めてあるものに比べるとうんと遅いです。

でも仕上がりが違います。

使えば使うほど深みのある光沢が出てくるし、耐久性も高いです。

ぼくが現用している02は3年経ちますが、一度もオイルを加えなくても全く剝れてきたりしていません。

確かにオイルフィニッシュは塗膜がないですから、ぶつけには弱いですが、一般によく言われる「手触りはいいけど、すぐ剝れてきちゃうでしょ。」というのは、オイルの質によってかなり違うと思います。

桐油フィニッシュ。

製作に時間はかかりますがいいですよ!winkgood

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2017年8月 4日 (金)

ガットをポピュラー用に②

新しいペグが良好に取り付けられたMATSUOKAの続きです。

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ナットスロットのヘッド側を鋸で切り直しています。

底面もそうですが、厳密に水平、平滑が出ていないものはナットを再作成する際に手直しするとよいです。

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底面、指板側も含めて大変きれいにすることができました。

この状態でピッタリはまるナットを作成していきましょう。

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牛骨のスラブ材からまずは外形を削り出しました。

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クランプで圧を加えながら接着します。

Resonance Guitarsでは、ここに瞬間接着剤を使いません。

どうしても接着膜が材と材の間にできてしまうからです。bearing

なので、材に染み込んでくれる水溶性のタイトボンドを使っています。

接着力は弱いし、手間と時間がよけいにかかりますが、音のよさには変え難いのでこれからも続けるつもりです。confident

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弦を張る前に指板とフレットをきれいにしました。shine

気持ちがいいですね。

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ナット溝の調整をします。

ガットの弦配置は、独自にExcelにて計算式を組み、図でプリントアウトできるようにしています。

それをナット上面にノリで貼り、ナットファイルで刻んでいくわけです。

なので、ナット幅に応じて指板端の余裕の取り方、弦と弦の空間の取り方は、ぼくなりに弾きやすさを充分検討してきた配置になっています。wink

この後、弦高調整、ピッチ補正をしながらのサドル再作成もさせていただき、リペアが完了しました。

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仕上がったことを連絡すると、県外、平日の仕事終わりにも関わらず、早速受取りに来てくださいました。cardash

ポピュラー用という用途を考えた弦のチョイスやタッチアップ(記事にはないですが1ヶ所)、弦高も含めた弾きやすさを大いに喜んでくださいました。

以前、他のギターをお世話させていただいたときにもおっしゃっていましたが、

「やっぱり弾き手の気持ちを分かってくれる人に頼めるというところがいい。」

と、ぼくのような者にとっては過分なお言葉を頂戴しました。

うれしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

このギター、早速人前での演奏にも使っていただけるそうです。

ぜひ、大いに楽しんでいただきたいと思います。happy01paper

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2017年8月 3日 (木)

趣味のギターアンプいじり~VOX Pathfinder15~③

クリッピングダイオードをどうするかというところまでMODしてきたPathfinder15の続きです。

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これはMOD前の画像から切り抜いたものですが、赤LEDが一対入れられています。

2段目の増幅率を少し下げたので、クリーン幅は広くなりましたが、LEDによるクリッピングは、歪み始めたとき、大げさに言うと急激にきっちり歪んでくる印象で、クランチ幅の中の微妙な歪み加減を楽しむにはもう一息かなと思いました。

誤解を恐れずに言うと、歪み方もマーシャル寄りに感じたので、ぼくの好みからはちょっとズレているのです。despair

Path15r_schematic
現在販売されているPathfinder10では、DRIVEスイッチを入れたときだけクリッパーが働くようになっていますが、15では上の回路図からも分かるように、メイン信号ラインに入れられていて、オールオーバーで利くように作られています。

ある海外サイトでは、このクリッパー自体を取り外すとよいと主張されている方がおられるようで他のユーザーさんたちにも広がっている様子ですが、それだと音量が上がって歪まなくなり、歪むときにはオペアンプがクリップしたときの音になります。

なので、主張されている方も「真空管アンプのような音は目指していない。」というようなことを書いていたと思います。

ぼくは、家で鳴らしやすいことをまず第一に考えているので、音量はこれ以上出なくても困りません。(実際充分な音量が出る。)

それより、ゲインを上げるにしたがって徐々に歪んでくるような真空管アンプっぽさとか、それを手元のピッキングやボリューム操作に追従して変化する感じが欲しいと思ってしまいます。

まあ、そうはうまくいかないだろうなとは思いつつ、いろいろ考えてみました。

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画像は試作の1つです。

はじめはシリコンダイオード1対で考えていて、情報を集めながら914Aや4148はどうかとか、はたまた整流用の4002~4005も面白そうだとか、候補を挙げていました。

かと思えば、LEDの色を変更したり、非対称はどうかと思ってみたり、ずいぶん考え続けていました。

で、辿り着いたのがゲルマ+赤LED。

上の試作では、利きを急峻にしたり緩やかにしたりできるんじゃないかと思ってトリムポットも付けています。

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搭載完了です。

結局トリムポットは、今回の場合大して意味を成さないと判断して取り外しています。

ゲルマは34Aを採用しました。

データ上の値(34Aでは0.6A)よりも早く、徐々に粗くてダークな歪みが始まるゲルマダイオードの特徴がよさそうだと思ったし、かといってそのままどんどん粗くなるばかりでは嫌なので、明るく肌理のある歪み方をする赤LEDと混ざったらきっといいんじゃないかと思ったわけです。

オマケに、ゲルマとLEDはシリーズ配線しているので、クリップしてくるポイントはその分高くなりますから、クリーン領域をある程度残したまま、クランチ範囲を広げられるのでは?と読んだわけです。

それにしても、今回は珍しく勘が当たることが多くてちょっとビックリ。

このクリッパーの働き方もなかなかよくて、思い描いたところに来てくれた感じです。

組み上げてすぐは、ゲルマとLEDの歪み方が個別に分離して響いているような鳴り方でしたが、エージングが進むにつれて、いつの間にか一体的になり、ゲインの上げ下げに対してスムーズな変化をするようになりました。

自己満足ではありますが、ナイスMOD!!

ということで終了なのです。smilescissors

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