FIND the ストローク DEOEMON にようこそ!
ここはギター工房Resonance Guitarsが、ギターのことや日々の出来事をつづっているブログです。
どうぞごゆっくりお過ごし下さい。
※ コメントOK、リンクフリーです。
今年のTOKYOハンドクラフトギターフェス2022は、5月21日(土)、22日(日)に開催されました。
東京都墨田区JR錦糸町駅前すみだ産業会館8Fサンライズホール
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ソリッドステートの小型ギターアンプって自宅では使いやすいですよね。
VOXのPathfinder V9158やWashburn Live15を持っているのですが、仕事での出音チェックとか、ちょっとした練習になかなか重宝しています。
でもそうなると、やはり音質的に上位だと思っていても、音量的に家では本来の実力が発揮できないFender Blues Jr.を鳴らす機会が減ってきて少し残念だし、ましてや音がデカすぎてもともと家では鳴らせないMATCHLESS Lightning'15なんてほぼ出番ナシっていうことになってます。
最近、ライブ配信を再開して、エレキを紹介するときもあるのに真空管アンプが使えないなんて、なんか気分的にモヤモヤしてしまいます。
そこで一考。
今回はアッテネーターを作るとかじゃなく、既製のリアクティブロードボックスを導入してみました。
こういうのは、現在それほど多くのメーカーから出ているわけではないけど、BOSSやSuhr、UNIVERSAL AUDIO等から出ていますよね。
特にUNIVERSAL AUDIOのOXは、少々高価でもいろんなところで絶賛されていて、今後益々使う人が増えてくるんじゃないかと。
ぼくが導入したのはTWO NOTESのTorpedo Captorです。
もちろん予算的なこともあるのですが、今のところの自分の用途がアッテネーター機能とアンプDI機能の2つが中心だということから、IR(インパルスレスポンス)機能は搭載されていても使いこなせないということで除外しました。
それにこのTorpedo Captorは、アナログらしいのですがギタースピーカーシミュがスイッチ選択できるので、ぼくの場合とりあえずそれで充分なんじゃないかと予想しました。
久々にMATCHLESSを鳴らしてみました。
今までDr.ZのBRAKE LITEを繋いでいましたが、それを外してTorpedo Captorを接続しました。
追加したケーブルは、ベルデン8470です。
-20㏈一択ですが、この設定、絶妙にいいです!!
がっつりボリュームを上げて家で鳴らせるなんて夢のようですね。
BRAKE LITEは最も利く設定で-11㏈、しかも単純なホーロー抵抗によるものなので利かせるほど音がくぐもってくる弱点がありますが、リアクティブ技術というのは、周波数によって変化するスピーカーのインピーダンス値をシミュレートしているそうなので、確かにアッテネートしてないときのようなバランスで音が鳴ります。
そういえばFender Sidekickにアッテネーターを自作したとき、インピーダンス補整回路を知って、1発だけコンデンサーを追加して完成させましたが、より綿密にやるにはインダクターなども組合わせて構成する例があるのを学びました。
イ、イジリませんよ、今回は。
開けただけです、ホントです。
なるほど、ヒートシンクの下にメタルクラッドやセメント抵抗が仕込んでありますが、大きめのインダクターコイルも目立っていたりしますね。
ちなみに、例えば8Ωのスピーカーといっても、低域から高域まで全域が8Ωというわけではなくて、ぼくが知っている多くの例だと、再生周波数によって7Ω~50Ω程度まで幅があって、このインピーダンスカーブは実際に出てくる音の個性ほどスピーカーによる差がないというのが特徴だと思うのです。
わかりませんが、これがリアクティブロードを成立させている大きな要因の1つだと思うし、どのメーカーも見事な設計をしてるんだろうなと思います。
だから、単にアッテネーターとしても素晴らしいし、さらにキャビを鳴らさず、ラインでの出音や録音でも威力を発揮するんだなと思いました。
個人的に、これはライブ配信での強い味方になりそうです。
真空管アンプをちゃんとドライブさせながら、いちいちヘッドフォンをすることなくアッテネートされたキャビの音でモニターし、配信先にはラインの音を送ることができますから。
実際試してみましたが、ギタースピーカーシミュはONの方が好ましかったです。
今月12日(水)にFacebookライブで『Resonance Guitars Meeting』を再開しました。
以前の配信は、コロナ禍を念頭に行っていましたが、今回からはResonance Guitarsからの情報発信の場にしてみようかなということにしました。
場所も作業場の一角から移動し、配信用の部屋を用意しました。
機材は、もともとあり合わせの物でスタートし、徐々にグレードアップしてきたつもりですが、映像にしても音声にしてもクォリティがまだまだ低かったので、気になるところを改善したいと思いました。
ということでWEBカメラを1つ購入しました。
メインは一眼レフなのですが、今回からは基本1人での配信が中心となるので、もう1つ回しっぱなしのカメラがあって配信中の画に変化が出せたらいいなっていうことです。
今回選んだのはエレコムのUCAM-CX80FBBKです。
他にもいろいろなメーカーから良さそうな物が出ているのですが、ぼくの用途にはこれが一番合うんじゃないかと思いました。
見ての通り三脚に取付けられることやケーブルが取り外せるあたりは地味に便利で、レンズカバーを画像のように上げたとき、上からの光を遮るレンズフードの役割をしてくれるのがとてもいいです。
その他は、4K、CMOSセンサー、ガラスレンズ等、メーカーのうたい文句通りなわけですが、実はもう1つ、オートフォーカスではなくパンフォーカスっていうところがいいと思いました。
当然一眼レフの方はオートフォーカス駆動してますので、WEBカメラの方はほとんど気を遣わずに放っておきたいと思うと、被写界深度が深いパンフォーカスの方が楽ではないかと思っていたんです。
あとは予算の問題ですね。😅
今、WEBカメラといっても高機能なものはそれなりにしますから。
そういう意味ではまずまずいい買い物ができたのではないかと。
すでに1回配信を済ませましたが、今後も大いに活躍してくれそうです。
まだ設定を若干ミスっているので、使いこなしをもう少し学んで良くしていきたいです。
※配信からの切り出し動画はこちら↓
チャンネル登録をよろしくお願いします。
50年代、60年代に続き、70年代のスケートボードについても大まかに調べてみました。
調べてみて分かったのは、どうやらスケートボードは、この70年代に大きな変貌、進化を遂げているということです。
まずは70年代初頭、それまでは大体にして木製だったデッキにプラスチック製のものが現れます。
もう色からして連想しやすいんですが、バナナボードです。
それこそ子どものおもちゃに見えるわけですが、後にオーストラリアのBen Mackayが、グラスファイバーやカーボンファイバー等、樹脂について学んでいく過程で、彼が5歳の頃、父親が買ってくれたプラスチック製のスケートボードのことを思い出し、現代の技術で全てをデザインし直して完成させたミニクルーザーは、若者のファッションアイテムとして紹介されたことで2010年代になってから一気に広まることになります。
それがペニーのpenny22”なわけですが、他にもゴールドカップのbanana board、ステレオのvinyl cruiser、グローブのbantam cruiserといった樹脂製のミニクルーザーがあり、これらを安価にしたコピー商品も数多く売られているのが現在の状況です。
しかし、当時のものはあくまでも安く買える手軽なものだったようなので、本格的なものへの橋渡しとなる導入としての役割を果たしていたのではないかと想像できます。
さて、ここでついに登場してきました。
72年のことだそうですが、ウレタン製のキャデラックウィールです。
それまでのウィールに比べて性能が良く、製法が他に流出していくことでどんどん広まっていったようです。
そして75年には、サンタクルーズから同じくウレタン製のローライダーが出てきますが、これには高精度のベアリングが搭載されていました。
現在のものと比べても遜色ない、スケートボードがよく走るものになっていったことが伺えます。
しかし、70年代の進化はこれにとどまりません。
よく走るだけでなく、4輪であるスケボーに良好なターン性能を与えると言えばトラックです。
これはトラッカーです。
少しずつ仕様を変えながら現在も続いています。
こちらはベネットです。
やはり販売は続いているようですが、トラッカー同様、現在はスラローム用として扱われることが多いようです。
言わずと知れたインディペンデントです。
70年代終盤には50%のシェアを獲得していたと言いますからスゴイですね。
現在でもストリート用の3大ブランドの1つとして人気がありますし、フリースタイル用やクルーザー用としても使われているすごいブランドですね。
そして、70年代もいよいよ終りに近づいた頃、デッキがプライウッドになってきたからこそ比較的容易に可能となった仕様、コンケーブの技術が登場します。
ついにというか、ここでようやくというか、これも76年にカナダ人のウィリー・ウィンクルがデッキにメイプル材を使い、それが徐々に浸透してだんだんとメイプル材による7プライや8プライが標準的になっていったからこその進化ではないかと想像します。
ちなみにこの年代中頃からグリップテープを作り始めていたのは3Mなんだそうです。
一気にスケートボードのクォリティがUPした70年代。
ぼくはそんな印象を持ちました。
50年代に続いて、60年代についても大まかに調べてみました。
まずは60年代に入ってしばらくすると、クレイウィールが登場するようです。
ぼくらは現在、ほぼウレタン製のものしか見ないので、鉄製はおろかこのクレイウィールもどんな質感のものだったか想像がつきません。
中には、ゴム製や木製のウィールもあったそうです。
でも、調べたところによると、クレイウィールによってスラロームや今で言うフリースタイルのような競技会も催され、より多くのことが出来るようになったとされています。
ただし、充分な性能だったとは言えなかったようで、あまり長くもたずに脱落したり、小石に引っかかりやすくて怪我人が多く出たりしたそうで、スケートボードを禁止する町が増えていったのだとか。
また、わりと直線的だったデッキの形状が、よりサーフボード的に丸みを帯びた形状で作られるようになっていったのもこの60年代だそうです。
60年代も終盤になって、ラリー・ステファンソンという人がキックテールを発案しました。
これによってノーズを上げる動きが大変やりやすくなります。
その後の製品にも取入れられ、現在まで続くわけですから、画期的な発明だったと言ってもいいですよね。
このキックテールを使ってチックタックをする当時の映像が残っていたりもします。
デッキの実寸は分かりませんが、今で言うところのミニクルーザーからシティクルーザーぐらいの大きさのものが多いように見えます。
もちろん、サーフボードはもっと大きいわけですから、いろいろなサイズで作られた可能性はあるでしょう。
しかし、ぼくの勝手な想像ですが、当時のデッキは現在のようなプライウッド(合板)ではなかったようですから、一枚板で作るとなれば、伐採する木の太さにデッキ幅は依存するし、重量と耐久性のバランス、組合わせるトラックやウィールのサイズといったあたりを考えても、これぐらいのサイズが製造しやすかったんじゃないかと。
分かりませんが、子供用の玩具からスタートしたというだけじゃなく、そういう当時の条件もあったのではないかと考えてみるのも面白いです。
ちょうど1年程前、初めてスケートボードに興味を持ちました。
なぜか8月に入ってからたくさん雨が降るので仕事が思うように進められず、何か面白いことはないかと考えていたからだったと記憶しています。
だから、それまでスケボーのこと何も知らなかったんです。
いろいろなジャンルがあって、それぞれに使う技術、トリックにも違いのあることがわかってきました。
でもぼくの場合、ギターと同じように、スケボーそのものについてもいろいろ知りたくなってしまいます。
詳しく掘り下げるつもりはないですが、スケートボードの形そのものが、時代とともにどんな変化をしてきたのか、大まかに調べてみました。
元々は、ローラースケートのパーツを2×4材に取付けることから始まったとされているようですが、商業目的で発売されたのはHUMCOの製品が最初ではないかということです。
1956年ですから、日本の年号だと昭和31年ですね。
最も特徴的だなと思ったのは、デッキ幅に対して、アクスル幅がずいぶん広めだということです。
まるで昔のフォーミュラカーみたいですね。
重心を左右方向に移動したときの安定感はあったのではないかと想像できます。
これの3年後に出てくる製品、
はい、ローラーダービーです。
むしろこちらの方が最初期のスケートボードとしてよく知られているようです。
それだけたくさん出回ったということなんでしょうね。
HUMCOと比べて、木製の一枚板や当時のローラースケート由来の鉄製ウィールといったところは似ていますが、こちらはデッキ幅に対してアクスル幅がずいぶん狭いです。
ローラースケートのユニットをそのまま流用しているからでしょうね。
デッキの端を踏みつけるとボードは転がるしかなくなりますから、きっと左右方向のバランスは取りづらいでしょうが、これにうまく乗れるだろうかという好奇心をかき立てられたんじゃないかと想像できます。
たしかこの頃って、カリフォルニアを中心にサーフィンが娯楽としてすっかり定着していた時代ですから、サーフボードの代わりに面白がって乗る人、子どもに買い与える人がたくさんいたのかもしれません。
今のスケボーと比べると、まだ装備されていないものがたくさんあるので、これに乗るとすれば、出来るだけクッション性の良い靴を履いてプッシュ、調子よく走ったとすれば、そこからちょっとしたターンを試みるといったところでしょうか。
緩い下り坂だったらチャレンジしてみてもいいかもしれません。
最初期のスケボーですからチープなのは否めませんが、ちょっと調べてみただけでもなかなか面白かったです。
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