FIND the ストローク DEOEMON にようこそ!

Logo_thgf_2015_3ここは管理人であるDEOEMONが、ギターのことや日々の出来事をつづっているブログです。

どうぞごゆっくりお過ごし下さい。

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今年もTOKYOハンドクラフトギターフェス2018に出展しました。

2018年5月19日(土)、5月20日(日)

東京都墨田区JR錦糸町駅前すみだ産業会館サンライズホールにて。

ありがとうございました!

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2018年9月17日 (月)

Akanesora 02のできばえ

Akanesora 02は、先月末に完成し、オーダー主のファンキーTさんにお渡ししてから2週間ほど経ちました。

つい先日、ギターを持って来訪してくださったこともあり、メイキング記事の最終ということもあって、ギターの出来栄えを残しておこうと思いました。

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イタリアン・アルパイン・スプルースのトップ、インディアン・ローズウッドのサイドバック、ホンジュラス・マホガニーのネック。

ハードケースは、イワモトケース製Akanesora専用ハードケース。

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ホンジュラス・ローズウッドの指板には、12フレットにファンキーTさんの本名の頭文字。

このギターのためだけのオリジナルデザインです。

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ボディ塗装は、ニトロセルロースラッカー、ネックは桐油によるオイルフィニッシュ。

ネックの手触りをとても気に入ってもらえたようです。

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Kazemachiから受け継いでいるベネチアン・シャロー・カッタウェイ。

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弊工房の頭文字「R」の入ったヘッドストック。

ペグはGOTOH510。

アイボロイドのペグボタンがなかなか乙です。

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すごく気に入ってくださっているようで、デザインについて、操作性について、音について、たくさん語ってくださいました。

経験も浅く、まだまだ大した製作家とは言えないぼくではありますが、KazemachiとこのAkanesoraについては、充分納得しながら作ってきているモデルです。

こんなにも気に入って弾いてくれる人がいるというのは、職人冥利に尽きるとしか言いようがありません。

どう表現したらいいか分からないくらいのうれしさが、体の奥の方からじわぁ~っと広がってきます。

ファンキーTさん、ありがとう!!

ところで、このギターの受け渡し、実はファンキーTさんがMCのネット番組内で行いました。

番組開始に間に合わず、24分頃から出前みたいに遅れて登場するというナニシテンネンな展開になってるので、正直恥ずかし過ぎますが、まだ見てなかったという方は暇があったら一度見てやってください。

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2018年9月15日 (土)

Akanesoraのサイド板工作

7月にバックブレース作業まで記事にしていたAkanesora 03のその後です。

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サイド板に使うインディアンローズウッドです。

ボディの形に曲げてから厚み方向を切っていく製作家も多いですが、ぼくの場合はあらかじめ線を引き、切ってから曲げていきます。

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ベンディングアイロンで手曲げしています。

比較的素直に曲がってくれるインディアンローズでも、板バネのように元に戻ろうとする力はやはりあります。

ぼくは、いい感じで曲げられてモールドに収まった後、画像のようにクランピングしながら、さらにバーナーで焼いています。

モールドから外してもほとんどもとに戻ろうとしなくなるまで曲げきることを大事にしています。wink

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ネックブロック、エンドブロックを接着して左右を接合した後、ライニングを接着していきます。

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トップ、バックとの接合面を整えます。

ただ平らにするというわけではなく、Rのついたディッシュの上でサンディングし、ねらったドーミングRが付けられるようにするわけです。

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バックブレースを避ける切欠きを彫った後、上画像のようにバック板を接着します。

材が素直だったということも手伝って、かなり高い精度で進められています。

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しっかり乾燥したので、クランプを外し、内部をシェラックで塗装しました。

美しいですね。

このままトップを接着するときがくるのを待ちましょう。

以上、ここ1ヵ月半ほどのAkanesora 03でした。

次はトップブレース作業に進んでいきます。

乞うご期待!happy01

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2018年9月13日 (木)

97年製ハミングバード③

リフレットを終えたGibsonハミングバードの続きです。

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ナットを作成しました。

ヴィンテージボーンを使っています。

もとの弦配置はかなり指板幅いっぱいに設定してあったので、僅かですが今回は狭めて作りました。

オーナーさんは、きっとコードフォームをとるのが少し楽になると思います。confident

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サドルもヴィンテージボーンで作り直しました。

もともと複数枚の紙がシム代わりに使ってありましたが、今回は木材1枚で作って入れてあります。

シムはなくてもよいのでは、とも思いましたが、このハミングバードのネックは、年式の割にまだ弾力性がずいぶん残っているようで、環境の変化や使用頻度によっては、まだこれから木が動くように思ったのです。

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以上でリペア完了です。

ところで、ネックバインディングのあるGibsonの場合、フレット端はバインディング材がそのままフレットの形になっているバインディングフレットなのですが、今回それを全部削り落とし、フレット端は、フレットがバインディング材の上に乗るオーバーバインディングフレットとしました。

プレーヤー目線で言うと、この方が演奏性がよいと思いますし、フレットバインディングを残したままリフレットをするのはかなり難しいです。

すでにオーナーさんに受け渡しましたが、大変喜んでくださったので、ぼくもうれしかったです。

OK!!happy02

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2018年9月12日 (水)

組込作業のAkanesora 02

Akanesora 02メイキング記事の続きです。

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ネック、ボディともに塗装を終えたので接着します。

ネックアングルや接面の密着度など、いつもならここでもう一度詰めるわけですが、このAkanesora 02は、木工段階で普段よりかなり詰めておいたので、ちょっとした手直しや確認程度でクリアできました。

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ブリッジ材も接着します。

指板とお揃いのホンジュラスローズウッドです。

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フレットを打ちました。

もっと早い段階で打っておくのがよくある例かもしれませんが、ぼくはネックとボディを合体させた後、改めて指板調整をし、僅かなひずみも取り除いてから打ちます。wink

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ナットを作成しました。

AkanesoraもKzemachi同様、ピッチ補正ナットを標準仕様にしています。

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サドルスロット位置、オクターブピッチ補正山のアタリを付けました。

ブリッジピン穴はあらかじめ空けておきますが、サドルスロットはこの段階で実測により加工してます。

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ピックガード、ボディ内ラベルを取り付けました。

外観から分かるResonance Guitarsの特徴になっていたらうれしいです。

今回もかなり美しくできたと思っていますがどうでしょう。smilegood

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2018年9月 9日 (日)

97年製ハミングバード②

Gibsonハミングバードの続きです。

リフレットをするので、指板をオイリングし、ハンダごてで温めながら古いフレットを抜きました。

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長尺のR付ブロックで指板調整をします。

削り量が0.5㎜を超える場合は、強度や音の変化が危惧されるので、ロッドに助けてもらいながら行ったりもします。

今回は許容内だったので、ロッドがフリーの状態で調整できました。wink

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フレット溝は切り直すなどして修正していきます。

バインディングのある指板は、刃渡りのある鋸でやるとバインディングを切ってしまうので、画像のように刃渡りの短い小さな鋸で根気よく切り直していきます。sweat01

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新しいフレットを準備します。

このときもフレット溝に入るタング部分は、バインディングを避けられるように両端を切り取っておく必要があります。sweat01

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良好に仕込みができたので、新しいフレットを打っていきましょう。

打つということでハンマーも使いますが、弊工房では画像のようにプレスも併用して、ギターに与える衝撃回数を減らしています。wink

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すり合せ、端処理、山出し等終えたら、画像のように磨きをかけていきます。

#240から小刻みに番手を上げて#1500までいき、さらにコンパウンドをかけていきます。

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はい、きれいに仕上がりました。shine

大変いい出来になったと思います。happy01

つづく。

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