FIND the ストローク DEOEMON にようこそ!

Logo_thgf_2015_3ここは管理人であるDEOEMONが、ギターのことや日々の出来事をつづっているブログです。

どうぞごゆっくりお過ごし下さい。

コメントOK、リンクフリーです。

今年もTOKYOハンドクラフトギターフェス2018に出展しました。

2018年5月19日(土)、5月20日(日)

東京都墨田区JR錦糸町駅前すみだ産業会館サンライズホールにて。

ありがとうございました!

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2018年11月11日 (日)

GLOSSY FUZZ 回路の強さ

良からぬ気を起こして再び作ってみたGLOSSY FUZZです。

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前回同様、とてもいい出来になりました。

変更点としては、

  • 逆流防止のダイオードをファストリカバリーに。
  • 電コンを廃して採用していた信号ラインのフィルムコンを耐圧アップ。
  • 一部ソリッドカーボンだった抵抗を精度の高い1/2wカーボン皮膜に。
  • 電源部フィルターコンの追加。

です。

たまたま出来が良くて気に入っていたものなので、こうした変更点は、ノイズ面、音の立ち上がりや質感に効果が出ているはずですが、正直どこが変わったのかよく分からない結果となりました。coldsweats01

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すでに、少々のアレンジにはビクともしない回路になっていたということでしょうか。

手前味噌ではありますが、ヴィンテージFUZZ FACE系の音が出るファズとしてはすごく使いやすく、ギター側Vやピッキングへの追従性もよいです。

確かにゲルマニウムTrを使っていますが、シリコンとのハイブリッドにすることで、年間通してゲルマのそれとは思えないくらい動作が安定しているし、音はゲルマ風味満載なのです。

美しい音と言うと語弊があるかもしれませんが、従来のオーバードライブやディストーションの音に飽きを感じている人は、ちょっとギター側Vを絞ったときのベルトーンに心を奪われる可能性あります。

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今後もエレキ用の周辺機器を仕事でやることはほとんどないと思いますけど、今回は欲しいと言ってくれるお客さんがいたので販売させてもらいました。

そうなんです、ゲルマニウムTrによるドライブブースター、WALKIN' GERMASTER以来です。

やってみてよかったです!happy01

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2018年11月10日 (土)

DEO Mix Preamp(仮)~実験機からプロトへ~

ムム。

電気知識の拙い自分が、こういう記事を書くことに一抹の不安を抱かないではないですが、長いことかかって作ってきた実験機が思いの外いい音でまとまってきたので、ちょっとした時間を見つけながらさらに進めております。

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あはは、このつまみレイアウト、いきなりボツです。bearing

別に面白さをねらっているわけではありませんが、EQ(茶)はミックス後の1セクションなのに1、2ch(赤)と同じように並べてしまっては、ミックス前にチャンネルごとのEQがあるようにも見えて使いにくそうだからです。

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LEDは左上が電源、右下がミュートSW、左下がパッドSW用です。

点灯を確認しながら、う~ん、、、つまみレイアウト、どうしようかな。think

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にんまり、これで決定です。happy01flair

ちなみに、アコギのPUサウンドにマニアックな方々だったら、おそらくEQは1、2chそれぞれに欲しいという人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

でもDEO Mix Preampには、これ以上多機能になってしまうアイデアは採用しません。

ぼくが作るDEOクリアPUとポールピース搭載のマグネットPU自体で大方バランスが取れるようにメカニカルイコライジングしてしまえば、本来ミックス加減とフェイズSWでOKだと思うからです。

それでも、様々な会場、様々なPAシステムで、しかも大音量でとなったときに、ぼく自身もEQやマスターVに頼らざるを得ないことがあるし、それをできるだけ素早く行いたいというライブならではの必要性が出てきます。

つまり、DEOクリアPUもそうなのですが、このDEO Mix Preampも、ねらいはあくまでもライブの現場です。

やはり、電気的に加工できる機能を増やしてそれに頼ってしまうと、自宅でいくら綿密に音を作ってきても、現場であれっ?となったとき、1つつまみを弄ったことで結局他にいくつも弄ってバランスを取り直さなきゃならなくなったり、大げさな加工をすればするほど音声信号に雑味が出たり、位相ズレや変調が起こっていかにも加工しましたっていう音になりがちな気がします。think

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あちゃー、お恥ずかしい。

シンプルな機能のくせに見た目がごっちゃごちゃですね。coldsweats01

付け足しながら作ってきたし、定数設定やパーツ選定の実験を繰り返したこともあって配線材も無駄に多いです。

よくこれでちゃんと動作してるなぁと思ったりしますが、この中には、ぼくのおよそ10カ月間の勉強の成果が詰まっていて、特に音質の肝になる部分には、一般的な市販品にはまず採用されない弩級パーツがいくつも入っています。

実はこのプリアンプ、試奏してくれたお客さんから正式な予約がすでに2件入りました。

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そうとなったら、回路図は最終バージョンを決め出し、実態配線図やパーツリストも作って準備なのです。

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実験機をもとに、それをきっちり整理したプロトタイプの製作を始めました。

約束通り、工房として納得のいくものを4月にお渡しできるようにがんばりますです!smilerock

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2018年11月 9日 (金)

PEPEだよ

弊工房にアリアのPEPEがやってきました。

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残念ながらブリッジが取れてしまっています。weep

でもお子さんのためにも大事にしたいとのこと。

お助けしましょう!rock

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他でもよくありますが、ブリッジ材が塗装の上に貼られていたようなので、木部同士ががっちり接着できるように塗膜を削り取りました。

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なんだかクランプが大きく見えてしまいますね。(笑)

とにかくしっかり圧着します。

このまましっかり乾燥させましょう。

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ペグもメンテナンスしました。

ネジ穴の緩み、ペグ浮きの解消等行いました。

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ナットはヴィンテージボーンにて再作成です。

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サドルもお揃いで再作成です。

ピッチ補正もできる限り正確に出したので、弦長が短いPEPEですが、ハイフットもまずまずいい感じで弾くことができるようになりました。wink

受渡しの時、しばらく弾いてから、「なんか音がよくなってるー!」と言っていただけて光栄でした。

そうですね、廉価なものとはいえ、なかなか手堅い作りのPEPEですから、弦振動を支える重要なところに手を加えるとグンとアップデートできます。

末永く愛用していただけそうです。happy01

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2018年11月 4日 (日)

Akanesora 03のボディ

過ごしやすい天気が続いている今日この頃です。sun

雨や台風が多かった時期に見積りよりちょっと遅れ気味になってしまったAkanesora 03ですが、ようやくボディが箱になりました。

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画像は、外回りのクランプを外した後、中に入れてあった突っ張り治具を出している様子です。

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モールドも外しました。

不良箇所もなく、大変良好です。

ここから、はみ出し部分を削り取ったりしてきれいにサンディングしていきますが、ぼくの場合はここでさらにタップトーンを追い込んでいく重要な作業をします。

内容、方法は今のところ明かさないことにしていますが、明かすにしても説明が極めて困難な部分があり過ぎて無理なのが正直なところです。bleah

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できました。

1つ前の画像と何が違うか分かりにくいですが、タップトーンは段違いに向上させることができました。

納得の響きが出ています。confidentnote

これこそが、一人で作るハンドメイドギターのよさなんだと自分を鼓舞してやっていたりしますです。

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ウッドバインディングをあらかじめ曲げて準備しておきました。

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バインディング同士が交わるポイントは相変わらず難しいですが、同じことをやるにしても、毎回の振り返りから何かしらの気付きがあり、やり方を更新しながら歩んでます。

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美的感覚は人それぞれですが、ぼくはこれ以上ないくらいシンプルにしています。

凝った飾りはやったことないからできないです。smile

でも、腕が上げられるように努めていけば、製作を始めた頃に比べてこんなにもピシッときれいにできるようになるものなんだなって、手前味噌ながら改めて感じているところです。

つづく。

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2018年11月 1日 (木)

D-18GEをリフレッシュ ②

リフレットがうまくいったD-18GEの続きです。

今回はナット、サドルの再作成も行いました。

中でもブリッジ周りに特徴的なことがあったので記録しておこうと思います。pencil

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古いサドルを取り外しました。

ロングサドルらしく接着してありましたが、引き抜くことに成功しております。smilescissors

画像では分かりにくいかもしれませんが、サドル底面がずいぶんカーブしているのに気付きました。

調べてみると、スロットが深く彫り下げられており、サドル自体も作り直されているようでした。

その彫り下げられたスロットがフラットではなく、だからサドルもそれに合わせてカーブさせてあったということです。

どなたの仕業か分かりませんが(オーナーさんではない)、正直言いまして、とても厄介です。bearing

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ということで、サドル底面をできる限りフラットに修正していきます。

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ブリッジピンのフィッティングも今一歩だったので修正です。

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で、できました!

新しいサドルは接着なしでも問題ない精度を出すことができています。

ピン穴、弦溝ノッチも必要最小限の加工で充分効果が出るように細工できました。

で、弾いてみて、う~~~ん。

久々に唸りました。

あっと驚くビッグサウンド!note

しかもローかぶりが気にならないほど音の分離がいい!!

GEの本領、いやぁー参りました。

これはオーナーさんに文句なく喜んでいただけそうです。happy02good

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